「管理職教育・育成のエキスパート」

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   テーマ 114 “あたりまえのこと”、“行うべきことを”
          徹底して行う

■あたりまえのことを徹底して行わなければならない時代

京セラの創業者、稲盛和夫氏の著書「考え方」(2017年3月発行)
という本の中に下記のような記述があります。

----------
1.大きな志を持つこと。
  たとえどんなに苦しい状況にあっても、
  自分の人生や会社の将来を絶対に悲観的に見てはならない。

2.常に前向きであること。
  心に火をつけるのは自分自身。

3.努力を惜しまないこと。
  労働が人格をつくる。

4.誠実であること。
  人間として正しい考え方を貫く真摯な生き方をする。

5.創意を凝らすこと。
  昨日よりは今日、今日よりは明日、
  明日よりは明後日と改良改善する。

6.挫折にへこたれないこと。
  艱難辛苦を耐えて、人は成長する。

7.心が純粋であること。
  心を純粋にする努力を不断に続ける。

8.謙虚であること。
  誰しも持って生まれた「性格」が完全なわけではない。
  だからこそ、後天的に素晴らしい「哲学」を身につけ、
  「人格」を高めようと努力する必要がある。

9.世のため、人のために行動すること
  自己犠牲をいとわず相手に尽くす。
  利他の心を持つように努める。
----------

上記の内容は、稲盛氏に限らず、いろいろなビジネス書にも
違った表現で書かれているこことと思いますが、

このようなすばらしい本来的には正しいもっともなことが、
実際に実行するとなると非常に難しいことになるかと思います。

著書の中にも書かれていますが、
「知っていることと、できることは違う」

ということを、
あらためて真摯に考えてみることが必要です。

パーパス経営、OODAループ、心理的安全性、SQなど
今の時代に対応するための方法論が、数多く言われておりますが、

「考え方」の著書で稲盛氏が述べられていることと
基本的な面で共通することも多々あるかと思います。

こんなすごい方のようにはできないと済ませるのではなく、
今の時代は、このようなあたりまえのことを、

管理職者の仕事として、徹底して実行しなければいけない
局面になっているといえます。

言い方をかえると管理職者の仕事を
ブラッシュアップしなければならないとも言えます。

■今、自覚している、本来、今、行うべきことをすぐ行う  

競争戦略論で有名なアメリカの経営学者マイケル・ポーター氏の
「戦略の本質」という論文の中に下記のような記述があります。

---------
業務効果(業務改善)

 ・他社と同じことをより良く行うこと。

 ・真似される

戦略

 ・他社と異なることをすること。
  似ていることを異なる方法で行うこと。

 ・そのためには、やること、
  やらないこと(トレードオフ)を選択していく。
  この繰り返し積み重ねが、他社と違う存在となる。
  真似されることを防ぐ。持続的な収益につながる。
----------

マイルストーンごとに小さな目標を達成していくことは、
大切なことですが、

最終的な目標が、小さな目標であると、
何年たっても現状の延長ということになりかねません。

目標を達成することにより、
管理職者として、技術者としてなど、

半年後や1年後、2年後には、
今とは違う一つ上の次元にいなければなりません。

一つ上の次元にいることをイメージできる目標は、
自分にエネルギーを与えてくれ、自分を育ててくれます。

また、一つ上の次元の目標は、
結果的には自分の企業の強みを発揮した、
他社とは異なる戦略的な目標ともなります。

一つ上の次元の目標を設定し、実際に取り組んでみると、
行わなければならない事項が、数多く出てくるものと思います。

行うべきこと、行わなくてもよいことを、よく考え、
行うべきことに集中して、まず行ってみることが必要です。

よく見かけることですが、目標に取り組む場合、まず、

「現状の業務を棚卸して、課題点を整理して、
 目標がこれで本当によいのか分析してから取り組みを始める」

ということを管理職者の方は行います。

間違いではありませんが、分析過多の典型例となりやすく、
本来、管理職者であれば、

日々仕事の中で課題点が分からないなどということはなく、
また、今の自分の業務において、

一つ上の次元の目標がなんであるかは、
当然分かっているはずです。

まずは、今、自覚している、本来、今、行うべきことを
すぐ行ってみることが重要です。

■管理職者としてのあるべき仕事の原点に立ち返る  

管理職者の本来あるべき仕事の原点は、将来の目標、ビジョンです。

現状をよく見極め、考え抜いた上で目標を設定し、
仕事を創造し、新しい現実を生み出していくことが
管理職者としての仕事となります。

「現在行っている仕事から獲得すべき成果、
 今とは次元の異なる将来の目標から
 獲得すべき成果を明確に設定し、
 具体的な行動計画を立て、部下に方に納得してもらい、
 時間管理をしっかり行い、仕事を進めていく」

このような、本来、管理職者として行わなければならない
あたりまえのことを徹底して行うことが、今、求められています。